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てこ綴り
日常のこと、お仕事のこと、趣味のこと、記憶の引き出しのこと・・・。思いつくままに綴ります。
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第3回 手業展。
いつもながら、告知が遅くなりましたが、
お近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄りください。

「第3回 手業展」
場所:京都・三条会商店街 ギャラリー幹
   http://www.gallerymiki.com/
   http://www.gallerymiki.com/schedule.html

日時:2014年7月31日(木)~8月11日(月)
   11:00~19:00(最終日~17:00)
   定休日:5日(火)

三条会商店街にある、
小さなかわいい物が置かれているギャラリー。
お友達が出展されていた時にのぞかせていただいて、
それがご縁でお声をかけていただきました。


DMができあがって、びっくり!
そこには、別のお友達の作品が!
そして、今日搬入に行ってびっくり!
お声をかけていただいた
きっかけになったお友達が、ご来店!
ばったり出会うことができました。

つくづく、ご縁だな~と思います。

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袈裟、終わりました。
今までにいくつか袈裟は織らせていただきましたが、
今回の柄は、今までになく細かいものでした。
そして、今までになく納期が迫っておりました。

なんとか、なんとか間に合って
納めることができました。
納めたその日は…とにかく寝ました。苦笑

色の数は少ないですが、細かい柄なので
同じ色の糸を、細かく分けて巻く必要があります。
写真は、分身の術が終わったところ。
 

注文品なので、図案をお見せできないのが残念ですが
花やら鳥やら、とても賑やかな柄でした。
袈裟って、意外と派手なんですね~。
色合いは地味に抑えてあるのですが、地味派手。

細かい柄だったので、色糸をセットする杼(ひ)も
この通り、沢山必要になります。


終わった後のごほうびは、
桃のコンポートと


念願のダリケーのチョコレート。
 

さて。次に向けてがんばります。

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静と動。
普段、お仕事としていただいているのは
着物の帯と、お坊様の袈裟が多いです。

着物の帯は、つづれ織の場合、
背中の「太鼓結び」の位置にくる「タイコ」と
お腹の位置にくる「ハラ」、
(時々、「太鼓結び」の下にペロっと出てる「タレ」にも)に
柄を入れることが多いです
(もし、全体に柄の入っているつづれ織の帯を見かけられたら…
それはとてもすごいことです!!)。
 
柄のない部分は無地の布を織っていくわけで、
帯の大部分は、無地です。
右手、左手、左足、右手。左手、右手、右足、左手…。
両手両足、目を使ってリズムを刻んでいく。
「動」の作業です。

リズムに乗ってくると、なんだかトランス状態っぽくなります
(実際の状態を知らないので、ただのイメージですが)。
 
無地が1番難しい。そう感じます。
リズム、手の角度、詰め込む力。
それをスピード出して正確にやらないといけないわけで…。
考えすぎるとリズムに乗れないし、スピードも出ない。
クセが出まくり。気持ちが出まくり。
そう考えると、無地を織っている時は
動作は「動」ですが、
頭の中、心の中は「静」を保とうとしているかも。

柄にもよりますが、
細かい柄になると、傍目には進んでる?!という時もあります。
静かに、静かに、
でも確実に織りは進んでいる。そんな感じです。
動作としては「静」です。

ただ、頭の中はフル回転です。
織り始める前にまず、糸の準備が重要になってきます。
 
色の指定、糸の指定がある時は
図案と糸の番号を照らし合わせて、
間違いのないようにしないといけないのですが…。
色数が多いと大混乱!!

自分で糸を選んでいく場合には、
織り進めながら全体のバランスを考えなければならないですし、
進みは遅くても、
柄を織っている時の、頭や心の中は「動」かも知れません。

と、なんやら考えながら
次の袈裟のお仕事の準備をしていたのでした。
これは…色を間違いそうだ!!汗

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織りつなげん。
綴織技術保存会「奏絲綴苑(そうしつづれえん)」主宰
平野喜久夫 記念展
「つづれ 織り継いで60年 そして織りつなげん」



 日時:開催中~6月1日(日)
   午前11時~午後6時(最終日午後5時まで)
場所:ぱるあーと
   http://par-art.co.jp/

府庁舎にほど近いギャラリーです。
私が教えていただいている
平野喜久夫氏の職人60周年の記念個展です。



遠景の写真ばかりですが、(近景はDM写真)
なぜなら…ぜひ!間近でご覧いただきたいのです。
つづれ織が、いかに表現力豊かな織物であるか、
体感してください。
普段は京都府所蔵の作品も、間近でご覧いただけます。

私は明日、お手伝いに在廊させていただきます。
あ~あんな風に織りたい…。

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テキスタイル展 終了。
「風雅 第8回テキスタイル染織展」、無事終了いたしました。

 
「つづる四季 むすぶ四季」
         (左から)Taiko, Bunko, Tateya

今まであまりモチーフの説明をしてこなかったのですが、
一応、それぞれが四季の4連作になっております。

Taiko 太鼓結びは四季の風景。
「道長取(道長紋)」と呼ばれる
料紙の継ぎ紙の技法を模した模様をベースにしています。

Bunko 変わり文庫結びは古典柄。
元ある文様に、勝手に季節をイメージしました。

Tateya 立て矢結びはオリジナル。
本当は季語に出てくるものを、ということで考えましたが
実際、微妙に季語をはずしております…。
現代の季節感の方が合っているかも。

そもそも「作品」としての意味合いも込めて
作った「商品」だったので、
今回、このような展示ができたのだと思います。
込めた想いが、日の目を見た感じがします。
それにしても、本当に勉強になりました。
頭は使うけど、絶対的にパワーに負けている…
そう感じた作品展でした。

※ギャラリー風雅さんのブログでも紹介していただいています。

お越しくださった皆様、
一緒に出展してくださった皆様、
ギャラリーのオーナー様、スタッフ様、
本当にありがとうございました。

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プロフィール
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職業:
織り子
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