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てこ綴り
日常のこと、お仕事のこと、趣味のこと、記憶の引き出しのこと・・・。思いつくままに綴ります。
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三味線ライブ。

今日はちょっと夜散歩に、三味線ライブへ。
三味線ってどう作られていて、
どういう種類があって、
さらに演奏にジャンルがあって、
ということをお話くださいまして、
では、演奏してみるとどうなるか?を聴かせてくださいました。



まあ、こうも違うのですね!
そもそも演奏する場所が違うので、音の出し方が違うそうで
非常に理に適っていると思いました。

舞台の上からは、伸びやかに。
花街のお座敷からは、艶っぽく。

今日の主役は上記のお2人でしたが、
番外編として、屋外で聞かせるには、力強く。
三者三様、全く違う三味線を聴かせていただきました。

演奏されている方の手の動きが美しくて、ついつい凝視。


パーツや、削られ途中の木材が楽しくて、ついつい凝視。




お邪魔しました。ありがとうございました。

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うろうろ。

先週末から今週は、落ち着いて機の前に座っていられませんでした。
まぁ…そういう週があっても仕方ない、と思いうろうろ、と。

先週の土曜日。
午前中は、以前お邪魔した旅館から頂き物をいろいろ。
実家から車を借りてきたのですが…1回で運び切れない!
どんだけもらうねん。

午後は、主に錦という織物を織られている龍村光峯さんのサロンへ。
その日のテーマは色糸染めでした。
実際、職人さんからお話が聞けるのは、
いつもお世話になっているはずの私にとっても貴重でした。
適当なら誰でも?できるかも知れませんが、
やはり色を合わせる、というところが職人さんの技なのですね。
どんな目をお持ちなのだろう?

その後、錦を織られている機織り機を見せていただきました。
うわ~テンション上がりますわ~!
なんといっても、大きいのですもの!!


「はた」というより「たてもの」!建造物。
堅牢な木造に、繊細な絹糸がかかっている様は、なんとも不思議でした。


紋紙を見ているのが好きです。私は使わないので。

これは点字のように、模様がそのうち読めるようになるのでしょうか?
大学の時に受けた、点字の講義を思い出しました。

その後、我が家に友人をご案内し、
さらに、かんざしやシルバーアクセサリーを作っておられる作家さんの
年に1度の個展にお邪魔しました。
「自分の色」を持つって大事だな~。そう感じて、その日は終了。

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旧旅館 見学。

町屋改修をお願いしている工務店さんが
不動産の取り扱いもされているのですが、
このほど、八坂の塔が目の前の豪邸
(元は旅館として利用されていたようです)
を購入されたとのこと。
見に来てもいいですよ~と言ってくださったので、
早速、見学に。



玄関開けたら、八坂の塔。

お客様玄関。


電話室。旅館は、あるものだったのでしょうか?


あまりの広さとしつらえに、
テンション上がりっぱなしでございました。






広すぎなのと、勾配のあるところに建てられた建物なので
複雑すぎて、迷子になりそうです。

2階のお茶室。勾配があるので、ここにもお庭があります。
照明の形が素敵です。


そこから見えていたお庭には井戸が。
釣瓶の桶は青銅製、滑車は陶器でした。


水屋、これですね?
炭を入れる床下収納も発見。


「ヒ」の字型の建物かと思っていましたが、
よく考えてみると「ト」の字と離れ、でしょうか?
2階から見る、1階に面したお庭。




もちろん蔵もございます。
お茶室が3つ、お風呂が2つ、台所が1つ、階段が3つ…。
お手洗いもいくつか(数は忘れました)。
改装されたと思われるお手洗いの照明。
お隣同士の個室の真ん中に照明。
なるほど!
 

ところでこれは…こないだの講義の
「おもてなす側」と「おもてなしされる側」の動線の、
早速、例を見られたのでは?!

たとえば、土間部分。

従業員玄関から、土足で階段を降りて1階の台所へ。
何段か下がって、お風呂の裏側へ。
さらに下がって、半地下のようになっている炭置き場へ。
最後は少し上がって、お庭や蔵へ出られます。
玄関から庭まで、土足で行けるんです。

 見学している間に気づけばもっと楽しめたのでしょうが、
今、記憶を反芻しながら間取り図を考えてみて、
ようやく気付いたのでした。

売主さんの条件としては、このまま使ってくださる方に、とのこと。
そのうちに誰かが使われるのでしょうけど、
その時にはきっと…入れないでしょうから、よかったです。
裏方まで堪能いたしました。

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弘道館。

弘道館の講座を受講してまいりました。

素敵な建物、素敵なお庭、素敵なお茶室がある、
マンション化を免れた、素敵で大好きな空間です。


いろいろなお茶会やイベントや講座が開かれております。
元々は、お茶を習っている相方が非常にお世話になっているのですが、
そのご縁で、私も何度かお邪魔させていただいております。

さて、その弘道館さんのHPをチェックしていた、相方。
相方「『茶室と水屋の空間』やって。行きたいなぁ。でも平日のお昼か」
私「そっか。残念やね」
相方「…行ってきてくれない?」

…えぇ?!

お茶を習っているわけではないし、
薄茶を緊張しながらいただける程度の、私がですか?!
でも…建築の話はたしかに興味があるし。
じゃあ、じゃあ行ってきますっ(緊張!)。

行ってきました。
非常に面白かったです。興味深い!
付け焼刃な予習はしたものの、場違い感は大いにありましたが(苦笑)
おもてなす側と、おもてなしを受ける側の動線。
それに伴ってできる空間。
それを分けるための配置。同居する茶室。
面白かったよ!と、
遅くに仕事から帰ってきた相方に、一気にお伝えしておきました。

P.S.
・呈茶でいただいたお菓子、念願の「亥の子餅」でした!
・現在開かれているイベント「手のひらの自然ー京菓子と琳派」展、
 そのお菓子も拝見してまいりました。
 小さくて愛らしい、デザインと技術がぎゅっと詰まったお菓子たち。
 こちら、必見です。
 展示作品をいただくこともできるそうですよ。

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工房はしご。

つづれサロンの打ち合わせのあと、
わかば会の行事として、
陶磁器の工房を2つ見学と、提灯製作体験に行きました。

まずは、若手の陶磁器作家さんがシェアをしている工房へ。

元々は、料亭などに向けた食器等を製作されている工房。
現在の親方さんになられた際、
工房の2階を、若手の作家さんの制作の場として貸し出されたそうです。
陶磁器製作が盛んな地では、よくある体制だそうですが、
京都ではめずらしいそう。

陶磁器に限らず、
若手の職人さんや作家さんにとって、
こういう形態は参考になるのでは?という例でした。

いたるところに、愛宕さんのお札。
 



今はあまり使われないとおっしゃっていた、窯の中。


続きまして、家業としてもご自身の作家活動としても、
陶磁器制作をされている会員の方の工房へ。
我が家のギャラリーにも、作品を置かせていただいております。

いつ見ても、スッキリした工房。
ん?ロクロの上のあの土は何だろう?



なるほど!
そうかぶせて(これは例にかぶせてくださった完成品)、
削っていくのですね。
他にも新作を見せていただいて、はしゃいでおりました。

最後に、京提灯屋さんでちび丸製作体験。




 

ちび丸とは。
京提灯の技術を使って作られた、手のひらサイズの照明です。
骨組みを作ってくださったところに、和紙を貼るだけなのですが…
スッキリしっかり作るのがいかに難しいか。


夜のちび丸と、朝のちび丸。
私が作ったのは水色。
赤いのは以前いただいた試作品。




かわいいわぁ~。
癒されました。

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プロフィール
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女性
職業:
織り子
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