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昨日、観てまいりました。
つづれ織で織られた「俵屋宗達『風神雷神図屏風』」再現。
17日(10時~16時)まで西陣織会館3階にて、
入場無料でご覧いただけます。
http://www.asahi.com/articles/ASH162WDHH16PLZB001.html
私の先生・先輩方が織られました。
はぁ~すごいなぁ~。
作品はもちろんですが、そのような大作を手掛けたこともない
私にとっては、その準備期間、その製作期間に
ついつい思いを馳せてしまいました。
そしてもちろん、作品についてです。
はぁ~すごいなぁ~!!
…グルメレポーター的に解説しろ!と言われそうですね。
でも、おいしいもの食べたら普通「うわ、おいしっ」てなるでしょう?
すごいもん見たら「うわ、すごっ」てなるんですよっ(開き直り)。
で、やっぱり織っているものですから
近く寄って、遠く離れて、
まじまじ、まじまじといつまでも鑑賞してしまうわけです。
「風神」と「雷神」、別の職人さんペアで織っておられます。
職人さんの個性がありありと表現されています。
「対としてはどうかな?」というご意見もありました。たしかに(^_^;
でも私は、職人さんで表現の仕方が違うんだよ、という
個性の表現として、これでよかったと思います。
全体の色彩・構図のバランス、絵の具のぼけた表現、
際立たせるもの、そうでないもの、
どのように原画をとらえ解釈するか。
それらがすべて、作品に表れてきます。
何の予備知識なしでは、きっと双方が違和感なく感じるでしょう
(それは対として必要なことですよね)。
どうか、細部までじっくり鑑賞してみてください。
比べるのもまた、楽しいと思います。
あんな所へ行けるのでしょうか?いえ、行きたい!