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3日目。
実演は昨日と同じ、午後からですので
午前中は、昨日合流した漆職人さんと一緒に、
ミラノ市内を観光することにしました。
町並みがすでにステキ。
アパートメントの床下の換気口。
アパートメントの入り口。奥には中庭があるらしいです。
お目当てのチョコレート屋さんに入って、
アマンディーヌを食べ歩きながらフラフラと歩いていると、
かの有名な『最後の晩餐』があるという
サンタ・マリア・デッレ教会に着きました。
『最後の晩餐』自体は予約制でしたので見られませんでしたが、
教会は無料で入れましたので、ひと休みすることにしました。
荘厳な空気。
豊かな装飾。
しばらくぼーっとしていたい、そんな空間でした。
さて。観光に戻りまして、
レオナルド・ダ・ヴィンチ国立科学技術博物館へ。
ダ・ヴィンチのスケッチからおこした模型が並んでいました。
これは、よく見ますよね。
なんと、機織り機らしきものも発見。
はたして、これは実用可能なんでしょうか?
ダ・ヴィンチらしい部分はあれくらいで、
あとはいわゆる「箱もの」博物館っぽい感じで
あらゆるものが収集されていました。
機関車のブースでは、どなたかアーティストが
PVを収録されている、という一場面も。
外には潜水艦がどーん!!!
妙にテンションが上がる場所でした。
そうこうしているうちに、私はタイムリミット。
ドゥオモとかお城とか、メインの観光地には行けなかったですが、
なんか、こういうマニアックな所で満足しているあたり、
私らしいです。笑
万博会場に戻る前に、イタリアらしいお昼ご飯。
こちらではよく見るのですが、
レストランの中にタバコ屋さんみたいな売店みたいのがありました。
外からお水のペットボトルだけ買うこともできるし、
レストランの支払いもそこで済ませるようでした。
また、ここはカウンターもあって、
夜はバーにもなるようでしたが、
お昼は、たぶん仕事中のおじさまがふらっと立ち寄って、
エスプレッソを注文し、お店の人と少し話して、
また仕事に戻っていく。そんな感じでした。
なんかカッコいい!
では、今日の本番。
今日の実演では、舞台の上に上がっていただいて、
体験もしていただこう!ということになりました。
イタリアの子供さんたちは、臆することなく手を挙げてくださいます。
なかなか呑み込みが早いです!さすが~。
その後、舞台に上がっていただくことで、
やはり実演者との距離も近くなりますので
どんどん質問が飛び出しました。
興味を持っていただけたようで、とても嬉しかったです。
ものすごく拙い英語にも親切に待ってくださって。
やたらと度胸がつきました!
実演のときに着ていたのは、大叔母の形見の着物です。
つづれ織の帯をお借りして締めることになっていたので、
無事に海を渡ってくれるか心配でしたが、
先にイタリアに送っておいたのでした。
実は…あの実演の場所、半分が外なので冷房が効いておりません…!
あとでお聞きして、かなりの不安要素だったのですが、
なんとか過ごせたのでひと安心です。
さすがイタリア。日本より湿気が少ないぶん、マシ!
きっと大叔母も、自分の着物がイタリアに行くなんて
思ってもいなかったでしょうね。
ありがとうございます。
はあぁ~。疲れたよ~。
暑いねーしかし。
ねぇ、サイくん?
タイ館の前にいるくらいやし、慣れっこですか?
なんともすがしい気分で、エキスポ会場を後にしたのでした。
(この夕日は、最終日の写真ではないのですが…)
夕ご飯は、街中に出てミラノ風カツレツを。
生のマッシュルームがおいしかったです!
普通の、日本でいうマッシュルーム?
また違うキノコなんだろうか?