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第2回つづれサロン、無事に終わりました。
お越しくださった皆様、
お話くださった皆様、ありがとうございました。
まとまった…かどうかは分かりませんが、...
伝えたい思いは伝えられたかな?
そのお手伝いはできたかな?と思っております。
思いがけず、お越しくださった方まで
巻き込んでのトークとなりましたが、
本来なら言いにくいであろう批評も直接聞ける。
その場によって何が起こるか分からない。
これもまた、楽しかったです。
11月9日の第3回は
具体的な工程の説明と工程の体験(欲しい色の糸を撚り合わせる)、
12月7日の第4回は
実際に織っていただくという、
主に「直接に触れていただく」ことを目的に
開催していこうと思っております。
ご興味ありましたら、ぜひ!!
つづれサロンの打ち合わせのあと、
わかば会の行事として、
陶磁器の工房を2つ見学と、提灯製作体験に行きました。
まずは、若手の陶磁器作家さんがシェアをしている工房へ。
元々は、料亭などに向けた食器等を製作されている工房。
現在の親方さんになられた際、
工房の2階を、若手の作家さんの制作の場として貸し出されたそうです。
陶磁器製作が盛んな地では、よくある体制だそうですが、
京都ではめずらしいそう。
陶磁器に限らず、
若手の職人さんや作家さんにとって、
こういう形態は参考になるのでは?という例でした。
いたるところに、愛宕さんのお札。
今はあまり使われないとおっしゃっていた、窯の中。
続きまして、家業としてもご自身の作家活動としても、
陶磁器制作をされている会員の方の工房へ。
我が家のギャラリーにも、作品を置かせていただいております。
いつ見ても、スッキリした工房。
ん?ロクロの上のあの土は何だろう?
なるほど!
そうかぶせて(これは例にかぶせてくださった完成品)、
削っていくのですね。
他にも新作を見せていただいて、はしゃいでおりました。
最後に、京提灯屋さんでちび丸製作体験。
ちび丸とは。
京提灯の技術を使って作られた、手のひらサイズの照明です。
骨組みを作ってくださったところに、和紙を貼るだけなのですが…
スッキリしっかり作るのがいかに難しいか。
夜のちび丸と、朝のちび丸。
私が作ったのは水色。
赤いのは以前いただいた試作品。
かわいいわぁ~。
癒されました。
「つづれ織サロン 織り手が伝えるつづれ織」
第2回 織り手・使い手がいかに意中のものを実現するか
日時:10月5日(日) 14:00~15:30
場所:奏絲綴苑(そうしつづれえん) 上七軒工房
参加費:500円
募集人数:15若干名(先着順)
先日、最終の打ち合わせをしてまいりました。
長年、つづれ織の職人として従事してきた方。
織に関する様々な職種を経験されている方。
手描き友禅の職人としてお仕事をされながら、
「きもの」というトータルコーディネートを
プロデュースされている方々。
先輩方4名、それぞれの熱い思いの語りに
方向性をつける役を仰せつかりました。
つまり当日、私がインタビュアーを務めます。
素人の私で大丈夫ですかね?!
「美術織物」としてのつづれ織の技術を
余すことなく駆使するために立ち上げられた、企業のプロジェクト。
そこに関わった職人が
原画を再現するために、どのような技術や工夫を駆使し、
どのような思いで携わったのか。
その企業がこんな織物を織って欲しいと要望したとき、
さまざまな織物に携わった職人は、どう答えたのか。
職人が、依頼者側が、意中のものを手に入れるために、どうしたのか。
そのような高みにあるつづれ織の技術を
手元に届けてくれる「帯」。
手描き友禅という別のジャンルの職人の方にとって、
きもののトータルコーディネートに携わってこられた方にとって、
つづれ織にはどんな魅力を感じるのか。
実際に着られる方にとって、
つづれ織にはどんな魅力を感じるのか。
お客様が意中のものを手に入れるには、どうすればよいのか。
そのような内容をお伝えできたら、と思います。
私の頭の中は、この机のよう。
材料は揃いました。
当日、どう並べるか。並べられるのか?!
まぁ、その場の雰囲気も感じながら
職人さんの伝えたいことが
来てくださった方に伝われば。
和やかな雰囲気で出来ればな~と思っております。
告知が大変遅くなりました。
「つづれ織サロン 織り手が伝えるつづれ織」
開催のお手伝いをさせていただいております。
9月7日(日) 第1回 つづれ織とは...
ー文化と歴史・その美しさの特徴
10月5日(日) 第2回 つづれ織の帯と、きものをトータルデザインする
-いかに意中のものを実現するか
11月9日(日) 第3回 つづれ織の製織過程
-糸から表現されるまで
12月7日(日) 第4回 つづれ織を織る
-実際に機織り機で織ってみる
全4回 各回ごとの参加ももちろんOKです。
場所:奏絲綴苑(そうしつづれえん) 上七軒工房
京都市上京区西柳町590-8(五辻七本松通西入ル)
募集人数:15名(先着順)
時間:14:00~15:30
参加費:各回500円(第4回のみ材料費含め1000円)
題にもありますとおり、織り手である職人が
自らの言葉でお伝えします。
私も、総合司会ということでお手伝いさせていただきます。
(第2回は、聞き手ということで!汗)
第1回は奏絲綴苑代表の平野喜久夫、浦工芸織物の浦暉明が
つづれ織の歴史、
日本のつづれ織と他国の似た技法の織物との違い、
つづれ織の特徴などについてお話します。
まだ、間に合うのかな?
もし、ご興味ございましたらぜひご連絡ください!
第2回以降は、またご連絡いたします。
ご注文いただいていたヘッドドレスとブートニアを
お渡しいたしました。
お2人との出会いはちょうど1年前。
アートフリーマーケットにお越しくださって、
1つ、コサージュをご購入くださったことでした。
京都で挙式されるにあたって(お2人ともご出身は遠方です)、
どこかに「京都」を取り入れたかったこと。
生花ではないので、長く記念に飾っておけること。
これらの理由から、
つづれ織の布で作ったコサージュを選んでくださいました。
お式の準備でお忙しいにも関わらず、
色味の打合せ、最終確認、お引き渡しと、
何度も工房に足を運んでくださったこと。
毎回、楽しいお話の中から
その幸せを私たちに分けてくださったこと。
本当に感謝しております。
ヘアメイクのリハーサル、楽しんでくださいね。
素敵なお式になりますよう、お祈りしております。
お式のご報告にも来てくださるとのこと、
楽しみにお待ちしております。
※ヘッドドレス…ここでは花嫁の頭を飾る装飾品の総称
※ブートニア…ここでは花婿の上着の襟に付ける花