てこ綴り
日常のこと、お仕事のこと、趣味のこと、記憶の引き出しのこと・・・。思いつくままに綴ります。
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2024.11.21 Thursday
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命を思うこと。
2015.10.05 Monday
先日、大叔母の7回忌とお仏壇の魂抜きをしてもらいました。
永代供養にしてもらいます。
最近は生活形態の変化に伴い、増えているそうですね。
我が家は宗教に関して結構、
アッサリしてるなぁ~と思っていたのですが、
よくよく思い返してみれば、年忌はやってたし、
月命日のお参りもしてもらってたし、
別にアッサリしてたわけではないようです。
意志決定権がある人に対して
「貴方がそれがいいと思うなら、それでいいのよ」という
信頼からくるアッサリ感でしょうか?
少なくとも大叔母は、そう言いそうな人でした。
お仏壇にしてもお墓にしても、
たいがいの人が、ないがしろにしたくないから
悩むんだと思います。
一族が同じ土地に住むとは限らなくなってきて、
でも放ってはおきたくないから、
自分の住む場所に来てもらったり。
ずっとお参りしてもらえる方法を考えたり。
大叔母は浄土宗でしたので、
お香の入ったお水をつけた、梅の枝で清めながら
お仏壇の仏様とお位牌の魂に、浄土へかえっていただきました。
ちなみに我が家は真宗で、
ここではお参りは死者の冥福を祈るのではなく、
その方を思い出すことで、
生や、仏教の教えとのご縁をいただくという考えだそうです。
『千の風になって』みたいな。
お墓にもお仏壇にも故人はいません。
この考え方も、結構気に入っています。
なのでふと、大叔母や大叔父を思い出したとき、
それがその人たちが遺してくれたご縁なのだと思っています。
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