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時々、お菓子研究会。
「かしわ餅」の巻。以下、長文(どんだけ食べたいねん)。
私 「柏餅って、味噌餡もあるんやね。こっちの方が好きかも」
相方「そういえば、カシワの葉っぱじゃなくて、
サルトリイバラの丸い葉っぱを使った柏餅もあるよね」
私 「?!!」
私はこれまで、あのぎざぎざの入った
カシワの木の葉っぱを使ったものしか知らなかったので、
相方の言葉からネットで調べてみたところ、
どうやら、サルトリイバラやサンキライと呼ばれる
丸っこいハート形の植物の葉で
挟んだりくるんだりしたものが「かしわ餅」と呼ばれていたようです。
「かしわ」は葉っぱの意味で、
植物のカシワである必要はなかったみたいです。
で、どうやらそのサルトリイバラがあまりなかった関東地方で
カシワの葉が使われ出し、こちらに伝わってきたのではないか?と。
サルトリイバラは、特に西日本では少し山に入ればある植物で、
郷土菓子みたいなものなんでしょうね。
近いところで聞き取り調査をしてみたところ、
相方は大阪で、母は滋賀で見たような気がする、とのこと。
そんな話をしていたら、なんとタイムリー!
父が長浜で購入!と、母からメールが(食べたかった…)。
「いばら餅」とも呼ばれたりするそうですが、
こちらでは「がらたて」というそうです。何?ガラタテって??
中はお団子生地の中に餡が入っていたそうです。
いろいろとネットで調べていたところ、
国産の生のカシワの葉を使っておられるお菓子屋さんを、京都に発見。
近くにいく予定があったので、購入してみました。
わ~キレイ!!緑が!!葉のうぶ毛が!!
普段のは葉も一緒に蒸すので茶色っぽくなってしまいますが、
蒸した方が香りはよいようです。
でも、見た目はこちらがよいですね。
中身は細かい道明寺粉のお餅?に、こし餡or味噌餡でした。
京都でも「いばら餅」が売られているお店があるそうです。
行ってみたい!!