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つづれ織サロン「織り手が伝えるつづれ織」
第3回 つづれ織の製織工程ー糸から表現されるまで
日時:11月9日(日) 14:00~15:30
場所:奏絲綴苑(そうしつづれえん) 上七軒工房
参加費:500円
募集人数:15若干名(先着順)
今回は、デザインされたり、選ばれた図案が
どのように織られていくのか、その工程を説明いたします。
実際に織りあがったものと、
それを織るために使用した糸などを実際に見ながら、
織り手がどう考えて織ったのか、お話いただきます。
そのあと、第4回に織っていただく準備も兼ねまして
(もちろん、3回だけの参加も歓迎です!)、
実際に糸に触れて、準備の工程を体験していただきます。
体験というと、毛糸などを使っていただくことが多いのですが、
今回は、実際に使っている絹糸を触っていただきます。
ちょっと変わった、いろんな色の糸を混ぜたものを使ったりしますが、
これがなんとも不思議な味わい…。
本番でも使ってみたいです。
ご興味ございましたら、ぜひご参加くださいませ!!
町屋改修をお願いしている工務店さんが
不動産の取り扱いもされているのですが、
このほど、八坂の塔が目の前の豪邸
(元は旅館として利用されていたようです)
を購入されたとのこと。
見に来てもいいですよ~と言ってくださったので、
早速、見学に。
玄関開けたら、八坂の塔。
お客様玄関。
電話室。旅館は、あるものだったのでしょうか?
あまりの広さとしつらえに、
テンション上がりっぱなしでございました。
広すぎなのと、勾配のあるところに建てられた建物なので
複雑すぎて、迷子になりそうです。
2階のお茶室。勾配があるので、ここにもお庭があります。
照明の形が素敵です。
そこから見えていたお庭には井戸が。
釣瓶の桶は青銅製、滑車は陶器でした。
水屋、これですね?
炭を入れる床下収納も発見。
「ヒ」の字型の建物かと思っていましたが、
よく考えてみると「ト」の字と離れ、でしょうか?
2階から見る、1階に面したお庭。
もちろん蔵もございます。
お茶室が3つ、お風呂が2つ、台所が1つ、階段が3つ…。
お手洗いもいくつか(数は忘れました)。
改装されたと思われるお手洗いの照明。
お隣同士の個室の真ん中に照明。
なるほど!
ところでこれは…こないだの講義の
「おもてなす側」と「おもてなしされる側」の動線の、
早速、例を見られたのでは?!
たとえば、土間部分。
従業員玄関から、土足で階段を降りて1階の台所へ。
何段か下がって、お風呂の裏側へ。
さらに下がって、半地下のようになっている炭置き場へ。
最後は少し上がって、お庭や蔵へ出られます。
玄関から庭まで、土足で行けるんです。
見学している間に気づけばもっと楽しめたのでしょうが、
今、記憶を反芻しながら間取り図を考えてみて、
ようやく気付いたのでした。
売主さんの条件としては、このまま使ってくださる方に、とのこと。
そのうちに誰かが使われるのでしょうけど、
その時にはきっと…入れないでしょうから、よかったです。
裏方まで堪能いたしました。
弘道館の講座を受講してまいりました。
素敵な建物、素敵なお庭、素敵なお茶室がある、
マンション化を免れた、素敵で大好きな空間です。
いろいろなお茶会やイベントや講座が開かれております。
元々は、お茶を習っている相方が非常にお世話になっているのですが、
そのご縁で、私も何度かお邪魔させていただいております。
さて、その弘道館さんのHPをチェックしていた、相方。
相方「『茶室と水屋の空間』やって。行きたいなぁ。でも平日のお昼か」
私「そっか。残念やね」
相方「…行ってきてくれない?」
…えぇ?!
お茶を習っているわけではないし、
薄茶を緊張しながらいただける程度の、私がですか?!
でも…建築の話はたしかに興味があるし。
じゃあ、じゃあ行ってきますっ(緊張!)。
行ってきました。
非常に面白かったです。興味深い!
付け焼刃な予習はしたものの、場違い感は大いにありましたが(苦笑)
おもてなす側と、おもてなしを受ける側の動線。
それに伴ってできる空間。
それを分けるための配置。同居する茶室。
面白かったよ!と、
遅くに仕事から帰ってきた相方に、一気にお伝えしておきました。
P.S.
・呈茶でいただいたお菓子、念願の「亥の子餅」でした!
・現在開かれているイベント「手のひらの自然ー京菓子と琳派」展、
そのお菓子も拝見してまいりました。
小さくて愛らしい、デザインと技術がぎゅっと詰まったお菓子たち。
こちら、必見です。
展示作品をいただくこともできるそうですよ。
ぼちぼちと、こちらのことも話題にしていきます。
お生まれは明治の町屋を、改修しております。
豪華なしつらえがあるでもなく、柱も細く。
当初、広い土間では織物をされていた「織屋建て」。
お住まいの家族の形態も変わっていって、改修もされて。
普っ通の、そこに住まわれてきた方の生活のにおいを感じるお家。
ある意味、本当に「歴史的」な町屋です。
住まいを、工房を、今後どうしよう?と始めた物件探し。
「思い立ったが吉日…じゃなくても、きっと吉日!!」
の相方と、
「石橋をたたいて…たたいて、ほら、壊れたからやっぱり渡れない」
の私。
それはもう、決断までは悩みました。話し合いました。
本当に町屋にするのか?!というところから。
暑さ寒さだの、段差の問題だの、もちろん耐震だの、改修の費用だの。
でも結局、決め手は…
気に入っちゃったんですよね。
なんだったのでしょう?今までの現実的な討論は。
でも仕方ない!決断したからには。
決断したからには、躯体以外、ほぼセルフビルドで!!苦笑
…楽しみ。にやり…。
昨日は私もやっと、実働のお手伝い。
大工さんのお仕事が終われば、本格的に手を入れ始めるかと。