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今週末は作品展の出展が目白押しでした。
どれも行きたいのですが、
土日は必然的に改修中の家までの道中のギャラリーへ。
もちろん、作品もすばらしいのですが
作家さんがどのようなストーリーやテーマを描き、
それをどのような作品に落とし込まれたのか。
そんなお話を聞かせていただくのが、とても好きです。
作者さんに会えなかった展示もありましたが、
その作風の範囲に驚いたり。
日曜にはお客様のステキなご報告をお聞きしたのですが、
それはまた、後日。
さて。今週末の私のお仕事は、藁きざみ。
相方がすでに土壁の練習を始めているのですが、
その土は、古い壁土に藁を刻んで混ぜたもの。
今、使っている土は3か月ほど前から混ぜ込んで、発酵させたものです。
ちょっと、土プラス漬物みたいなにおいがします…。
まだ必要になるので、追加で刻んでいます。
写真は、藁用カッター。こんな感じで切っていきます。
藁をいただいた親戚から借りてきました。
9cmくらいのと、2cmくらいのとを延々と…。
今日は腕と背中が痛いです…。
「竹小舞掻き」3日目(月曜日)。
まだ足りなかったほぞ穴を、大工さんが組んでくれた足場に乗り
電動ドリルで彫る相方。
…私も日曜の友人も、手で彫ってたのに!!
この日は私も足場に乗っての作業。
長い縦向きの竹に、
柱と柱の間隔に切った横向きの竹を、
藁縄でくるくるとくくりつけていきます。
真下に見えますのが、井戸(ちゃんと厚いフタがしてあります)。
右手はおくどさん。
他の日と比べて、大して変わらない作業をしていたと思うのですが、
次の日、背中がバキバキいうてました。
やはり高所なので、筋肉に変な力が入っていたのでしょうか?
この日も何人かお手伝いに来てくださり、
かなりの面が完成しました!
この3日間、お手伝いくださった皆様、
本当にありがとうございました!
おかげさまで、とても助かりました。
残りはほぼ高所なので、しばらく我々で作業していこうと思います。
「竹小舞掻き」2日目(日曜日)。
土曜日にある程度、でき始めたのですが
下準備のほぞ穴ができていない部分があり、
竹小舞を進めるというよりは、その下準備の日となりました。
148cmが届く以上の高さのほぞ穴を、友人男性にお願い。
足場に楽々登らはるし、彫るの早いし、
男手が足りなかったので助かりました!
で、その横で必要な竹を切る作業を、お客様女性と一緒に。
すみません、こんなんまで手伝ってもらって。
私は、電動カッターを使うのに慣れました。チュイーン!!
午後からは、本業が落ち着いた相方もやっと合流し、
今後の方針が分かりました。
帰りには、北野天満宮の御土居の紅葉のライトアップへ。
お茶と一緒にいただいたお菓子、これはかなり好みのお味でした!
白味噌餡の中に実山椒が。
お菓子にこの組み合わせは意外でした。
お手伝いくださった方、本当にありがとうございました。
自分の仕事に誇りを持てるってすばらしいな~。
作業中の雑談から、そう思わせていただいた1日でした。
この3連休は、知り合いの方にお手伝いいただき、
土壁の下地「竹小舞」を作っていくことにしました。
「竹小舞掻き」1日目。
今日は女性4人で和気あいあいと始めました。
と、始める前にハプニング!
改修中の家には工事の方が出入りされるため、...
ナンバーロックのついたボックスに
鍵を入れて置いてあるのですが、ボックスのロックが故障!
鍵が出てこない!!焦
スペアキーを取りに、チャリで自宅へ逆戻りです。
作業を始める前に1.5往復1時間半。あぁ…。
さてさて。私のつたない説明にも順応してくださった皆さん。
始めはみんなが黙々と作業している姿が面白かったのですが、
結局、私も途中からたぶん黙々…。
さすが、ものづくり業の面々でした(織り、漆、金工)。
そして、「なかなか進まないね~」とのお言葉でしたが。
ビフォー。
アフター。
4人でここまでやっていただいたら、かなり進みましたよ?!
土台作りが大変で、あとはこれを手がかりにやっていけば
いいのですから。
本当に、ありがとうございました!!
そろそろもう帰りましょうか?という頃に、
要領を得て楽しくなってきてしまう。
作業とは、そういうものですね。