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昨日、滋賀の美術館に、
綴織の技術を結集したような作品を見てまいりました。
行ってまず、駐車場近くのレストランに。
糸染めをしてくださる職人さんに教わったように、...
美術館を回る前に、そこでお豆腐を予約しておきました。
帰りに受取ります。
ちょっっとお高いのですが、とろとろ濃厚でおいしかったです!
昨日は滋賀県民にもかかわらず、
初めての竹生島上陸を果たしました。
相方が、お能の謡(うたい)を習う体験講座に行っており、
その練習の集大成として
竹生島神社に奉納させていただくことになっていたのです
(「都久夫須磨神社」とも書くようで、
その際は「つくぶすま」と発音するようです。訛ってるみたい)。
その曲目もまさに『竹生島』。
帝にお仕えする都人が、
年老いた漁師(本当は琵琶湖の主)と
若い女性(本当は弁才天)と釣り舟に乗り合わせて、
近江の浦から竹生島に向かう情景を謡った一部を練習しておりました。
…すみません。雰囲気、壊して。
当日は、こんなに着物の方が来られることはないだろう
と思われるくらい、雅やかでした。
この日は時折、激しい雨に見舞われました。
でも、あまり濡れることもなく
もしかしたら、水神様である弁天さんの…禊ぎの雨?
そして島に到着。
琵琶湖の深い所に、急峻な山の頂が覗いているような島。
謡では、深い緑と謡われるこの島、
ここ数年、カワウの糞害による立ち枯れがひどかったようで、
これでもかなり回復したようです。
そして今、カワウではなく白鷺が…。
逃げたカワウは瀬田川や鴨川へ。
すべて巡って帰ってくる。皮肉です。
女の子が、港に停泊した沢山の小さな舟を見て
「舟のお家だ~」と。ホンマやね。
相方や、奉納される方々は準備をされますので、
私は1人、散策へ。
神社と共に、竹生島の見どころとなっている
日本三大弁才天の1つ、宝厳寺(ほうごんじ)唐門。
神社とお寺は、階段や渡り廊下で
いろんな方法でアクセスしやすくなっており、
またご本尊も祭神も同じ弁才天だからか、
そんなに境目を感じません。
さあ、本番!
奉納される全員が本殿の中へ(本殿は撮影NG)。
先生含め玄人さんがまず納められ、
謡や囃子の生徒さんが
いくつかのグループに分かれて奉納されます。
私は、一般の参拝の方が来られる傍らで拝見していたのですが
(つまり、お賽銭箱の近く)
若い女性2人が、
玄人さんのお囃子をDJのスクラッチみたいだと
ジェスチャーしておられました。
そしてかなり長い間、聞いておられました。
うん…なんか、分かります。
馴染みのない私にとっては、
本当に不思議な「音楽と歌と踊り」です。
違和感と心地よさの混沌。
無事に奉納し終わった時は、
途中の激しい雨も止んでいました。
弁天さん、お気に召してくださったでしょうか?
私のつづれの先生とともに、
5年生の総合学習をお手伝いすることになったのです。
地元の伝統文化を知ろうということで、
「組紐」「和食」「西陣織(の中の、つづれ織)」を
体験されるそうです。
その事前説明に行ってまいりました。
これだけ身近に教材の溢れる地域はそうそうないので、
ぜひフル活用していただきたいです。
そして、少しでも興味持っていただけたらな~。
さて、それが終わりましたら
地元・滋賀へ。
弓道でお世話になっている方が、
琵琶湖産の淡水真珠を扱うお仕事をなさっているのですが、
娘さんもお仕事を手伝われることになり、
店舗をオープンされるとのことで、お伺いしてきました。
普通、養殖真珠は核(真珠層が巻くための芯みたいなもの)が
ありますが、
琵琶湖産の淡水真珠はありません。
そのため、すべてが真珠層でできているため、
照りが深い(という表現でいいのかな?)のです。
とにかく、滋賀ラブ!真珠光沢が好き!な私は、
以前、無理をお願いして、
真珠そのものをゆずっていただき、
大変活用させていただきました。
ちなみに、コサージュの花びらは
私の織ったつづれ織でできています。
そして、さらに滋賀ラブ!な友人の
結婚式にお奨めしたら、
友人は、その真珠をデザイナーさんにお願いして
イヤリングにしてもらっていました。
タッセルとの合わせ技がステキです。
どちらも地元に根ざした産業である
つづれ織と琵琶湖産淡水真珠。
どうか皆様に知っていただけますように。